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-DJI MATRICE 30 T-  Geometrix Enterprise 機体紹介!

機体紹介・テストフライトのレビューをご紹介します!

DJIより産業用ドローンとして2022年3月22日に発表されたDJI Matrice 30シリーズ、
ラインナップは「30」、「30T」があり、当社ではMatrice 30 Tを所有しテストフライトを行いました。
カタログだけでは伝わりにくい、実際に取り扱った感覚もお伝えできればと思います!


Matrice 30 T を簡単に紹介しますと「T」と機種名にあるように
通常のズーム、広角カメラに加えてサーマル(赤外線)カメラが付いています。
機体性能も全方位障害物検知はもちろんのこと、飛行時間は41分※、
バッテリーはデュアルタイプにより機体の電源を切ることなく連続作業が可能となり、
スピードを求められる災害対応、インフラ点検、ソーラーパネル点検等といった
「熱」に対する作業効率向上が大きなメリットとなります。
また、D-RTK 2 Mobile Stationを使用してRTKを行うことで飛行の精度や安定感を上昇させることも可能で、
精度の必要な業務にも問題なく対応することができます。
※実際の飛行時間は環境、フライトモード、搭載したアクセサリーにより異なります。


それでは早速飛行準備へ入ります。

フライトに必要なものは専用のキャリーケースに収められ、現場への移動がスムーズです。

機体の準備は折り畳み式のアームを展開しますが、展開しきったところでオートロックがかかり、固定されたのが分かりやすく良いと思いました。
機体重量もバッテリー込みで約3.7kgと取回しやすいサイズ感となっています。

送信機は今までのものより少し大きく感じます。
ですが付属の肩バンドを装着しフックと連結することで、逆にその大きさ・重量がフィット感を上げてくれ、安定感が増し最初のイメージは完全に払拭されます。

送信機の画面は約7インチかつ画面も明るく見やすく、各アイコン間の十分な間隔がありタッチ操作ミスも起きにくい印象です。

フライト時天候は晴れ、風速も2~3mの安定した気候だったため当然ではありますが
機体はとても安定しており、安心して飛ばせる機体といった印象です。
最大風圧抵抗も15m/s※と機体そのものに余裕があることを感じます。
※離陸時は12m/sとなります。

 

送信機モニターをサーマル表示に切り替えてみました。

通常画面からサーマル画面へはワンタッチ切替えが可能です。
通常画面のままで撮影しても、3つのカメラでの撮影データが保存されますので撮り逃しは発生しません。
さらに、レーザー測距計がついており画面中央に対象物との距離を表示してくれるため、
点検業務等においても毎回同じ距離から撮影することが可能ですし、対象への衝突防止にも使えます。
安心して撮影に集中できます!

また広角カメラは有効画素数12MP、ズームカメラは48MPと高性能で、空撮・点検においてもその実力を発揮してくれます。

最大伝送距離は8km、DJI独自の伝送システムにより表示カメラを切り替えても
スムーズに見られるリアルタイム伝送を体感できました。

今回はDJI Matrice 30 T についてご紹介させていただきました。

Geometrix Enterpriseではお客様のニーズに合わせた
ドローンソリューションを
ご提案していくことが可能です。ぜひご相談ください。

 

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